51歳のシングルマザー歴13年の方が、3人子連れ離婚したときの体験談を話してくださいました。
夫は身勝手に飲み歩き挙句の果てに同級生と浮気!子どもたちへの愛情も感じられず離婚へ至りました。
離婚してからはお金のことがやっぱり大変だけど、自分らしく生きられるようにはなったそうです。
でもこれが良かったのかどうかはまだわからないとおっしゃいます。
これから子どもを連れて離婚を考えている方へのメッセージなども寄せてくださいましたので、ぜひ最後まで読んでください。
Contents
家族構成や離婚歴など
家族構成:現在・・・自分51歳、長男25歳、長女23歳、次男21歳
当時・・・自分38歳、長男12歳、長女10歳、次男8歳
離婚歴:13年
離婚を決意した時の仕事:専業主婦
現在の仕事:調理関係のパート
子連れで離婚したいと思った理由
結婚してから元主人の実家に戻ったことがきっかけ。
田舎町だったために、近所づきあいがとても濃く、周りに気づかいし続けなければならないストレスや、義理母との同居のストレスや孤独感が募る中、元主人は同級生と毎日のように飲み歩く日々で最終的には同級生を浮気をはじめました。
子供への愛情も感じられず離婚に至りました。
離婚に向けての話し合いでこじれたこと
揉めるのが嫌だったので、事前に調停の申し込みをしていました。
でも元主人は調停を拒否し話し合いで離婚したいと言い出したましが、養育費や慰謝料を払わないといい続けました。
その問題を解決するために
最終的に私の兄が「調停拒否するなら、公正証書交わせ。養育費払わないって子供殺す気か?」と話し、もともと私の兄には頭が上がらなかった元主人は、兄のいうことに従いました。
親権に関しては、長男だけおいていけ、という内容のことをいわれ、3人のうち一人だけ引き離すなんて冗談じゃないと思い「お母さんにはあなたが絶対必要。だから離れないで」と伝えました。
結局本人が私といることを望んだので、それ以上揉めることはありませんでした。
母子家庭で経済的に困っていること
教育費(塾代、進学費用、教科書代、制服代、旅行費、教材費、部活の道具など)
衣服代、矯正の費用、食費、家賃、家賃の更新、クリスマスプレゼント、誕生日ブレゼント
交通事故の弁償、学校の窓ガラスの弁償
などなど、あげればきりがありません。
経済的な問題を解決するために
進学(私立)に関しては教育ローン、歯科矯正はデンタルローン、その他は銀行ローン。
事故に関しては保険、学校の窓ガラスは家の保険の特約で第三者への損害賠償特約で払いました。
子連れ離婚して辛かったことや大変だったこと
辛かったことは、「ほかの子と同じような生活水準にしなきゃ」という思いで仕事がとにかくきつかったです。
食べさせて、寝かせて、着させて、履かせて、遊ばせて、と「ひとり親」だからというハンデを感じさせたくなくて必死でした。
自分のことはさておきとにかく子供に焦点を置いていましたが、長男が反抗期になって多感な日々を過ごす中、私も余裕がなく「もう出ていきなさい」と、玄関の外に出したことが今でも辛い思い出としてのこっています。
どこにも行く場所なんてないのに、ただでさえ子供にとっては居心地が良かったもしれない家庭を壊して離婚してしまったのに、、ひどいこと言ってしまったと思います。
子連れ離婚して良かったこと
私自身は、自分らしく生きられるようになったし、田舎過ぎる町をでたことで新しい刺激を味わうことができています。
ですが、子供たちにとってはどうだったのか、と思うと本人たちに聞いているわけではないし、これから家庭をもつ場合は、父親と母親が離れていることで迷惑をかけるかもしれないかも、と思うと子連れ離婚で一概になにが良かったのかということを今は考えることが出来ません。
これから子連れ離婚する方へ向けてメッセージ
離婚していちばん最初に困ることは「お金」です。
まずは離婚前に元夫の担うべき責任をしっかりと担わせる手段をとること。
交わした約束が守られない場合は、裁判所への証拠になる公正証書は、私たちのお守りでした。
口約束は全くあてになんかなりませんので、絶対に交わすことをお勧めします。
そして離婚後は地域の母子手当などもれなく手続きをすること。
私の地域では上水道が半額になったり、一番下の子供が18歳になるまで母親も医療費が無料になりとても助かりました。
お母さんが健康でないと、生活が立ちいかなくなりますので、自分の健康管理も大事にしてください。