子ども3人連れて離婚しようと決意したら、離婚届けを提出する前に離婚協議書を作成しなきゃって聞いたけど、どうしたらいいの?と思いますよね。
弁護士とか専門家に作ってもらわなきゃいけないのかな?そうなるとお金がかかるのかな?といろいろ心配になる気持ちよくわかります!
私も不安になっていろいろ調べてみたら、自分で作れるということがわかりました。
ここでは離婚協議書の概要や、私が実際に作った離婚協議書のひな型(ダウンロードできます)、離婚協議書が完成したらどうするかについて詳しくご説明します。
これから子ども3人連れての離婚に向けて、離婚協議書を作ろうという方へ参考になれば幸いです。
Contents
離婚協議書とは
離婚協議書というのは、離婚へ向けて夫婦で決めた約束事を記載した書類のことです。
口約束だけでは時間がたつと忘れてしまったり、決めたことと違うことを言い出してトラブルになったりすることがあります。
それを防ぐためにも、証拠として文書にして残しておくのはとても大切です。
日本では離婚届に署名捺印をして提出すれば、割と簡単に離婚できてしまいます。
そのため、夫婦で細かな取り決めをせず、離婚協議書も作成せずに衝動的に離婚してしまう人が多いそうです。
特に子どもが3人もいるなら、子どものためにも自分のためにも、離婚前に細かい条件などをしっかり話し合って決め、離婚協議書を作っておきましょうね。
また、離婚協議書を「公正証書」という公文書にしておくと、例えば記載してある養育費を相手が払わなかったときには、給料の差し押さえができるなど法的に強い執行能力を持つものとなります。
公正証書についてはこちらにまとめていますので、あわせて参考にしてくださいね。
CHECK⇒ 子ども3人連れて離婚!離婚協議書を公正証書にするかどうか?
https://akaruirikon.com/junbi/kouseisyousyo
離婚協議書に何を書くの?
離婚協議書には夫婦で話し合って決めた約束事を書きます。
具体的には
- 離婚に同意したこと
- 離婚届けを提出する日時
- 子どもの親権
- 養育費
- 慰謝料
- 財産分与
- 子どもの面会交流
- 年金分割
- 離婚協議書を公正証書にするかどうか
- 清算条件について
- その他必要なこと
などを記載します。
夫婦の状況によって内容は変わってきますが、一般的にはこのような内容となります。
とにかく二人で話し合って決めたことを書いておけば大丈夫です。
子ども3人連れて離婚する場合の離婚協議書の書き方例
離婚協議書は弁護士・司法書士・行政書士などの専門家にお願いして作ってもらうこともできますが、その場合は費用と時間がかかります。
公正証書は公正役場でしか作成できませんが、離婚協議書は自分でも作成することができます。
パソコンを使える方だったら、テンプレートを参考にしながら自分で作成するのが良いと思います。
私はこちらのサイトを参考にしながら自分で作りました。
CHECK⇒ 離婚弁護士ナビ『離婚協議書の書き方とサンプル|離婚後に約束を守らせる方法』
https://ricon-pro.com/columns/100/#toc_anchor-1-1-1
我が家の場合は「年金分割」については記載していません。
元夫は外国人で、日本に来て年金を払い始めてからわずか数か月での離婚となったので、たいした金額を払っていなかったからです。
子ども3人いる場合の離婚協議書テンプレート
ここでは、私が実際に自分で作った離婚協議書をご紹介します。
PDFファイルでダウンロードできるようにしていますので、良かったらご自由にお使いください。
子どもが3人いる場合は、そのまま名前や生年月日を入力すればOKでーす!
あ、元号が変わるのでそこは書き換えてくださいね^^
CHECK⇒ 離婚協議書のテンプレートダウンロード(PDFファイル)
離婚協議書が完成したら?
離婚協議書が完成したら、お互いに内容をしっかり確認してください。
我が家の場合は、離婚協議書を作成するときにはすでに別居していました。
二人で話し合った内容を、私が離婚協議書にまとめて、それを元夫のもとへ届け数日間かけてじっくりチェックしてもらいました。
その結果問題がないということだったので、私が署名捺印したものを2部用意して持っていき、元夫にも署名捺印してもらいました。
お互いに1分ずつ保管しています。
おわりに
子ども3人連れて離婚する場合は、離婚届を提出する前に必ず離婚協議書を作りましょう。
離婚協議書には夫婦で話し合って取り決めた養育費、慰謝料、面会交流の約束事などを細かく記載し、証拠として残しておきます。
これがあるのとないのとでは、後でトラブルになったときの心強さが全然ちがってくると思いますので、ここは面倒くさがらずにぜひきちんと話し合って作ってくださいね。