ある日突然、不倫相手の配偶者から電話やメール、内容証明郵便にて不貞行為（不倫）の慰謝料を請求された。
以降、不安や罪悪感、絶望感などが頭のなかを支配し、夜も眠れない日々が続いている。
そのような精神的に辛い状況かつ混乱している状況であっても、相手からの請求に対して何らかの回答をしなければなりません。
しかし相手の請求に対して、何をすべきか、誰に相談すべきかわからず途方に暮れていませんか。
「不倫なんてしなければ良かった…」という気持ちでいっぱいでしょうが、後悔している時間はありません。請求を放っておけば請求者の予告通り、裁判を起こされる可能性があるからです。
不倫トラブルの対処を知らない方が、一人で悩み続けても問題解決へは一歩も進みません。
いち早い問題可決と、慰謝料の支払いを可能なかぎり抑えたいなら、不倫問題を得意とする弁護士に対応を依頼するべきです。
Contents
慰謝料請求を受けたら専門弁護士に依頼すべき理由
不倫相手の配偶者は基本的に、相場より高い額の慰謝料を請求してきます。または職場の退社要求など、法的に認められない要求をしてくる場合もあります。
それら対して、あなたは不倫相手の配偶者に対して、次のような言い分がでてくるでしょう。
「請求額を満額払うことはできない」
「退職要求は応じられない」
このような主張は法的根拠がなければいけません。よって問題解決に導ける法的知識をもつ必要があります。
一般の方が法的根拠を載せ、かつ理路整然としている文章を作成するのは困難でしょう。さらに、どのような主張すれば有効なのか、または不利なのかは、極めて難しい判断となります。
他には、いかなる文章にすれば請求額を減額できる可能性が高いのか、といった点も熟慮が必要です。
細心の注意を払って対応する必要がある
被害者側、つまり不倫相手の配偶者は、基本的に「自身の一生や家庭をメチャクチャに壊された」と感じています。
精神的なダメージから不眠症や摂食障害、鬱病やパニック障害などの病気を患っている方も多くいるのです。
このような甚大なる精神的苦痛を受けたのですから、【復讐】や【制裁】の感情を強くもっています。
よって請求者に対して細心の注意を払って、適切な対応を心がけないと、被害者感情を逆なですることに。
結果、まとまる話もまとまらなくなり、問題はこじれて複雑化してしまうのです。
以上のことを、何も知らないあなたができるか否かは明白です。
よって不倫の慰謝料請求を受けたのなら、不倫問題を得意とする弁護士に、対応を依頼する必要があります。
不倫問題を得意とする弁護士に依頼するメリット
不倫問題を得意とする弁護士に依頼する具体的なメリットは、主に次の2つです。
個別に解説します。
有利となる事情を最大限に主張
不倫問題を得意とする弁護士に依頼すると、あなたの支払う慰謝料や負担が減るように、請求者と交渉を行います。その材料を見つけるために弁護士は次のようなことに注目するのです。
- 不倫に至った事情
- 不倫相手の夫婦の状況
- 同ケースの裁判例
- 請求された側の経済状況
- 請求者の配偶者の過失…など
例えば「同ケースの裁判例」があれば、弁護士は次のことを検討します。不倫のケースがあなたと似た過去の裁判例を元に、請求者の慰謝料の請求額が妥当かどうかを判断。
請求者に過失があった場合の主張
「請求者の過失」があった場合の例を挙げてみましょう。
請求者が不倫されたことに対する怒りのあまり、「家族に危害を加える」などのメールをこちらに送ってきたとします。請求者はたとえ本気ではなくても、脅迫行為をしているのは間違いありません。
よって弁護士が請求者に対し、脅迫行為に対しての抗議と共に別途法的措置を取ります、などの内容を通知通知を受けた請求者は、自身の行為が立場を不利にしたことを自覚し、慰謝料の大幅な減額に応じたケースがあります。
以上のように、不倫問題を専門とする弁護士を依頼すれば、あなたの有利となる事情を主張し、慰謝料の減額を最大限に試みます。
将来のトラブルを防ぐ
請求者とやりとりを重ね、支払う慰謝料額などの示談内容が決まれば、それを【示談書】に残すことが必要です。慰謝料を払った後に追加請求や、嫌がらせなどの「二次トラブル」を防ぐためです。
示談書には、話し合いで取り決めた慰謝料の金額や支払い方法はもちろん載せます。加えて今回の不倫に関する守秘義務事項や、将来トラブルになりそうな点を未然に防ぐための対策などを盛り込みます。
示談書に問題がないかをチェック
示談書の作成や内容については請求者側が行うのが通常です。
弁護士に依頼すれば、請求者が作成する示談書に問題がないかを確認し、内容に問題があればその点の修正を求めます。
加えて、記載すべき事項が不十分だったり不足している場合は、請求者側に加筆するように働きかけます。
以上のことから、間違いのない示談書に署名できるので安心です。
なお相手側が示談書を作成しない場合はこちらが作成します。その場合も、将来的なトラブルを事前に防いだ示談書を弁護士が作成します。
※ 示談書の詳細は「不倫（不貞行為）の示談書を解説【慰謝料の書き方や例文を掲載】」で取り上げています。
自分自身で請求者に対応するリスク
以下のような事情などから、自分自身で請求者の対応をしようと考える方もなかにはいるでしょう。
弁護士などの専門家に対応を依頼するには、不倫の事情やいきさつなどの話をしないといけない。弁護士とはいえ、自分の恥を話すことに抵抗があるから自身で対応しよう…
その気持ちはわかります。しかし、あなたは不倫トラブルの適切な対処の仕方がわかりません。よって、復讐や制裁の感情をもつ請求者とやりとりをして、無事に問題解決できる可能性は極めて低いでしょう。
適切な後処理ができないために新たなトラブル
仮に請求者と示談し実際に慰謝料を支払ったとしても、適切な後処理ができないため、追加請求などをされる恐れがあります。
例えば、あなたが慰謝料を支払った後、請求者が次のような主張をしてくるかもしれません。
「先日に受け取った慰謝料額は相場より少ないため、あと○○○万円を支払ってください」
「夫婦関係の修復を目指したが、無理だったので離婚することになった。新たな精神的苦痛を受けため追加で○○○万円を支払ってください」
解決したと思っていた問題を、このように蒸し返されるのは苦痛以外なんでもありません。
解釈を間違ったために負担が大きくなる
自分自身で請求者に対応した場合、以下のようなケースも起こりえる可能性があります。
請求者から200万円の慰謝料を請求された。自分で対処すべく、ネットなどで情報を集めたところ、婚姻関係が破たん後の不倫は慰謝料請求ができないと知った。
不倫相手からは、家庭内別居中で夫婦関係が悪いと聞いていた。よって不倫相手の夫婦は、婚姻関係が破たん状態だと判断し、慰謝料請求には応じないことを決めた。
その旨を請求者に伝えると、後に裁判を起こされ、慰謝料200万円の支払いを命じる判決が出てしまった。結局、裁判対応のための弁護士費用を含めると、270万円ほど支払うハメに…
原因のすべては自分で間違った解釈をしたからです。
最初から弁護士に依頼しておけば、請求額より低い額で解決できていた可能性も十分あったはずです。少なくとも、更なる時間や費用がかかる裁判に発展する事態は防げたでしょう。
自己保身を前面に出したために最悪な事態に
自分自身で請求した場合、以下のような取り返しのつかない事態になる可能性があります。
慰謝料請求をされたため、次のような回答をした。
不倫関係だったのは事実だが、請求者の配偶者の方が積極的に誘ってきた。責任は請求者の配偶者の方が大きいから、この請求額は応じられない。
このように自己保身や都合を前面に出したところ、配偶者の不倫が原因でうつ病を患っている請求者の神経を逆なでしてしまった。
後に請求者は請求先の相手の職場に乗りこみ、不倫の事実を周囲にバラしてしまった。
不倫の事実をバラされたことで、職場の人間からの信頼は大きく落ち、職場に居辛くなり退職してしまうことに…
最悪な事態を招いた原因
被害者である請求者に対して、細心の注意を払い、適切な対応をとっていれば、このような最悪な事態は防げたはず。
以上、自分自身で不倫問題を対応するリスクをいくつか上げましたが、他にも色々あります。
あなたが抱えている不倫問題を早期かつ無事に解決させたいなら、やはり不倫問題を得意とする弁護士に対応を依頼することです。
弁護士にも得意・不得意分野がある
あなたの不倫問題の対応を依頼する弁護士選びは重要です。
弁護士といえば、不倫問題に限らずどの分野においても、知識や経験が豊富であるイメージを持っている方は多いでしょう。実際はどの分野でもすべて得意という弁護士はいません。
企業法務が強い、刑法や刑事訴訟法が専門など、各個人で得意分野が違ってきます。
当たり前ですが、不倫問題を得意とする弁護士がいれば、そうでもない弁護士もいます。あなたは何としてでも、不倫問題を得意にしている弁護士に依頼することが必要です。
自分で適任者を見つけるのは難しい
最初から不倫問題を得意とする弁護士を知っているのは稀でしょう。よって、あなたは自分で不倫問題に実績がある弁護士を探さなければなりません。
しかし自分で不倫問題を得意とする弁護士を探すとなると、多くの時間が必要になります。実際に探すときは問い合わせる必要がありますが、法律事務所はどうしても敷居を高く感じるものです。
よって、問合せ自体に緊張したり、自分の希望などをしっかり伝えられない場合があります。
以上のように、不倫問題を得意とする専門家を見つけるのも簡単ではありません。
不倫問題を得意とする弁護士の紹介を無料で受けられる
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主な特徴は次の通りです。
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希望を聞く相談員は、敷居を高く感じる法律事務所の人間ではなく、一般企業のスタッフです。遠慮なく気軽に話ができるためより細かな希望を伝えられます。
実際に紹介を受けて相談したからといって、必ず依頼しなければならない制度ではありません。相談だけを希望するだけでも大丈夫です。
平穏な日々を取り戻せる
不倫問題を早期に無事解決できるか否かは、依頼する弁護士によって大きく影響されます。それを託す弁護士選びには、一切の妥協をしてはいけません。
専門家と相談者のマッチングサービスを利用すれば、不倫問題を得意とする弁護士の紹介を受けられます。
紹介を受けた弁護士に対応を依頼すれば、無事かつ早期の問題の解決できる可能性が大きく高まるでしょう。
そして不安や罪悪感、絶望感などが頭のなかを支配される日々からようやく解放され、平穏な日々を取り戻せます。
不倫問題を得意とする弁護士を自分で探すのは難しいと思うなら、この無料案内サービスを利用するのも1つの選択肢です。
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