夫の不倫相手をどうしても許すことができない。
夫の不倫が発覚してから、怒り、悲しみ、苦しみ、やるせなさ、無念さ…など、色んな負の感情が私を襲ってくる。
自分が信じていたことも、夫や子どもと過ごしてきた日々、そういった自分のすべてが否定されたような苦しみ。
死にたくなるほど辛い日々を過ごしているのに、不倫相手が何事もなく平然と日々を過ごしているのが許せない。
少なくとも、事の重大さをわからせないと納得できないから、慰謝料を請求したい! そしてこの嫌な気持ちを絶ち切りたい!!
配偶者の不倫相手に慰謝料請求する方の多くは、このような考えから決意されます。
どうにかして自分の気持ちに区切りをつけるために、不倫相手に対して慰謝料を請求するのは本当に正しいことです
Contents
今の苦しい精神状況から抜け出すためには
不倫相手に慰謝料を請求する上において、もっとも大事なのは次のこと。
【不倫相手からの謝罪や慰謝料を1日でも早く得て、この問題に終止符を打つこと】
反対に、もっとも避けなければならないのは、問題解決までに時間が掛かってしまうこと。
時間が掛かるほど、苦しい精神状況から抜け出せず、さらなる苦痛がのしかかります。
それが原因で心が蝕まれてしまい、鬱病を患ってしまう方や、なかには自分で命を絶ってしまう方もいます。だからこそ1日も早く、この問題に終止符を打たないといけません。
問題の早期解決を目指すなら専門家のサポートが必要
問題を早期解決させるためには、やはり不倫問題を専門とする弁護士などの専門家にサポートを依頼するのが最善です。
弁護士など専門家が慰謝料を請求するか、一般の方がするかで、不倫相手の受け止め方が大きく変わるからです。
実際に、一般の方がサンプルを参考にして慰謝料請求書を作成し、それを不倫相手に送った結果、ほとんどが失敗。無視される場合も多くあります。
「あなたに何ができるの。裁判にするとか嘘でしょ?」みたいな感じで、不倫相手に本気にされていないのが原因です。
しかし、その後に専門家に対応を依頼すれば、不倫相手がしっかりと話し合いのテーブルに着く流れは日常茶飯事です。
残念ながら、同じことを伝えるにしても、言う人間によって不倫相手の捉え方は変わるということです。
このことを大前提にして、慰謝料請求は弁護士などの専門家にサポートをしてもらうべき理由をさらに深掘りします。
自分で不倫相手に慰謝料請求するリスク
もしかすると、あなたは次のような理由から、自分で不倫相手に慰謝料を請求しようと考えていませんか?
弁護士などの専門家に慰謝料請求を依頼するには、不倫の事情やいきさつを事細かく話さなければならない。専門家といえども、そのようなことを話すことに抵抗があるから、ネットや本の情報を見て自分でしたい…
配偶者の不倫に関することを相談するのは、自分の恥を他人にさらけ出すような気がするから嫌だ… という気持ちはよくわかります。しかし不倫相手に対する慰謝料請求は、ネットや本などの情報で対応できるほど生半可なものではありません。
ネットなどの情報だけでは問題解決できない
確かに、ネットなどには文面のサンプルなどの情報が載っているので、それを利用すれば慰謝料請求書は作れます。問題は、その書面を不倫相手に送ったからといって、それだけでは問題解決とはならない点です。
こちらが送付した慰謝料請求書に対して、不倫相手の主張などの回答がきて、それを見てこちらも再び回答をする必要があります。
すべての対応方法は載せられない
ところがネットや本の情報には、その回答書の作り方や文面などについては載っていません。
「200万円の慰謝料を請求します」
↓
「はい、振り込みました」
このように事が運べばいいのですが、実際は皆無に近いです。
相手からの回答の多くは、次のような内容です。
不倫相手からの様々な回答
「あなたは誤解されていますので、一度会って話し合いをさせてください」
「そのような無茶な要求にはお答えはできかねます」
「ご主人からはあなたと離婚するとお聞きしていたので、私には責任はありません。」…など
このように不倫相手から返ってくる回答はまちまち。それらすべての対応方法などをネットなどに載せるのは無理があります。
あくまでネットや本などの情報の多くは、慰謝料請求書の作り方までであり、それから先は自分で考えるしかないのです。
しかし不倫トラブルについて詳しくない方が、1人でどんなに時間を掛けて考えても、事態が進展させられる答えはでません。よって問題を解決できずに、精神的に辛い日々がずっと続きます。
不倫相手は自分の責任を認めない
お伝えした通り、不倫相手に慰謝料請求書を送っても、すぐに慰謝料が振り込まれることは皆無でしょう。
大方は、あれこれと言い逃れをしていきます。例えば、次のようはよくあります。
このような回答を見たとき、おそらく「なんて身勝手な」という怒りの感情がでてきます。
不倫相手の回答に対しての反論は、おそらく次のような内容になるでしょう。
「夫の誘いを断らなかったのは、あなたにも恋愛感情があったからですよね、だから責任を回避する理由にはなりません」
この反論に対しても、不倫相手は次のような主張をして逃れようとします。
以上のように、自分に責任があるにも関わらず、まるでそれを肯定するような主張を躊躇なくしてきます。
そして問題解決に至らないやりとりばかりが、ずっと続きます。結果、怒りの感情とうまく事が進まない苛立ちから、心底疲れ果ててしまい、慰謝料請求を断念してしまうのです。
ケジメをつけ、前に進もうと思って慰謝料請求をしたのに、不倫相手からの無茶苦茶な反論で余計に傷ついてしまう…。一般の方が自分だけで問題解決をしようとすれば、このような最悪な結果となる可能性は十分あります。
専門家は最短での問題解決へと導く
自分で慰謝料請求すると、どうしても感情論の応酬となり、問題が複雑化し解決までの道のりが長くなってしまいます。
一方、弁護士などの専門家は、感情的な部分には反応せず、法律的な対応に終始するため、感情論の応酬にはなりません。無駄なやりとりをすべて省き、最短での問題解決へと導きます。
精神的に安定する
専門家を通すことで、不倫相手からの身勝手な言いわけに対する苛立ちも軽減できます。
自分一人だけなら怒りだけ込み上げてきて、どうしていいかわかりません。専門家がいれば適切なアドバイスや、ときには励ましもあるため、精神的な安定がまったく違います。
選ぶ専門家によって結果は大きく変わる
不倫問題を解決させるための適切な専門家の見つけ方をお伝えします。
専門家にサポートを依頼するなら、自分の希望に合う方にしたいですよね。例えば、次のような内容が多いでしょう。
- 不倫問題が得意な方に担当してほしい
- 話をじっくり聞いてもらいたい
- 自分の家から近い事務所に依頼したい
- 女性の方に担当してもらいたい…など
専門家選びでもっとも重要なのは、不倫問題が得意な専門家を見つけること。不倫相手への慰謝料請求を成功させる、早期の問題解決するためには絶対に欠かせません。
すべての分野が得意な弁護士はいない
不倫相手への慰謝料請求のサポートをする専門家といえば、弁護士を思い浮かべるでしょう。弁護士にどのようなイメージを持っていますか?
多くの方は、不倫問題をはじめとするすべての分野において、精通しているイメージではないでしょうか。
しかし、どの分野でもオールマイティに得意という弁護士はいません。企業法務が得意な弁護士だったり、刑法や刑事訴訟法が専門分野だったり、それぞれに専門分野や得意分野があります。
当然ながら、不倫をはじめとする男女関係のトラブルを専門や得意にしている弁護士がいれば、そうでない弁護士もいます。
あなたは何としてでも、不倫問題を専門とする弁護士を選ばないといけません。よって不倫問題を得意とする弁護士かどうかを調べる必要があります。
知識や経験がないのに依頼をうける人物もいる
弁護士事務所などの士業系の事務所は、どうしても敷居を高く感じるのではないでしょうか。そのため、問合せに緊張したり、自分の細かな希望を伝えるのを躊躇してしまうこともあります。
それでも勇気を振り絞って「先生は不倫問題を得意とされていますか?」と聞くことが必要です。弁護士から「得意ですよ」という回答があれば、安心してサポートの依頼ができます。
しかしなかには、本当は不倫などの男女トラブル問題を取り扱った経験がないのに「イエス」と答える弁護士もいます。弁護士のプライドから、経験がないという答えは許されないからです。
実際に「離婚や不倫問題なんて簡単である」と考えている弁護士は多くいて、まったく知識もないのに依頼をうける人物はいます。
もし、そのような不倫問題の知識経験がまったくない弁護士に依頼すると、大きな弊害がでる可能性があります。
経験が乏しいことによる大失敗
1つ弊害は、慰謝料請求のポイントがわからないため、問題解決までに時間が掛ることです。
不倫相手の慰謝料請求を得意とする弁護士なら、早期の示談解決が期待できます。一方、経験が乏しい弁護士は示談での解決を早々に諦めて、裁判での解決を目指しがちです。
お伝えした通り、もっとも大事なのは、不倫相手からの謝罪や慰謝料を一日でも早く得て、この問題に終止符を打つことです。
問題解決を長期化させてはいけない
問題解決の場が裁判となれば、事態が長期化するのは間違いないでしょう。
長期化すれば、精神的に辛い状況がまだまだ続くことを意味し、その苦しい状況と向き合わないといけません。そのことで精神が追いやられ異常をきたす恐れがあるのです。
精神を病んでしまえば、いくら裁判に勝訴して相手からの慰謝料を得たとしても、もはや大失敗といえるでしょう。
本来受け取れる慰謝料より低くなる恐れも
2つ目の弊害は、慰謝料金額にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
経験が豊富な弁護士が担当すれば、その事案ごとを適切な判断をし、最大限の慰謝料を獲得できるように交渉するでしょう。
反対にそうでない弁護士は、慰謝料額の落としどころを安易に決めてしまいがちです。ときには相場よりも少ない慰謝料額で決着させてしまうことも…
以上のことから、何としてでも不倫問題を得意とする弁護士を見つけなければいけません。
不倫問題に強い弁護士を簡単に見つける方法
不倫問題を得意とする弁護士をどうやって見つけるかが問題となります。そこでオススメしたいのはアスクプロ株式会社(旧:日本法規情報株式会社)が提供する次のサービスです。
サービス内容は、自身が希望する専門家を【無料】で探してくれるというもの。
主な特徴は次の通りです。
- 希望条件に合った専門家の紹介を無料で受けられます。選りすぐりした、全国1000事務所3000人以上の士業関連の専門家のなかから選べます。
- 「女性の先生に相談したい」、「土日や夜間に相談したい」「ベテランの弁護士に相談したい」などの細かな希望条件にももちろん対応。
- 無料案内を行う会社は弁護士などの専門家と相談者のマッチング業務を15年以上手掛けているので実績豊富
- 「専門家にとりあえず相談だけしたい」でも利用が可能
希望を聞く相談員は、敷居を高く感じる士業系の事務所の職員ではなく、一般企業のスタッフです。遠慮なく気軽に話ができるためより細かな希望を伝えられます。
実際に紹介を受けて相談したからといって、必ず依頼しなければならない制度ではありません。相談だけを希望するだけでも大丈夫です。
離婚問題も相談可能
配偶者と不倫相手の関係解消だけを目的にする場合や、慰謝料請求と共に離婚も考えている場合も相談できます。
早期の問題解決が望める
不倫問題を無事に早期解決できるか否かは、依頼する専門家によって大きく影響されます。それを託す弁護士選びには、一切の妥協ができません。
専門家と相談者のマッチングサービスを利用すれば、不倫問題を得意とする弁護士などの専門家の紹介を受けられます。
その専門家にサポートを依頼すれば、早期に不倫相手からの謝罪や慰謝料を得られる可能性が高まります。つまり、あなたが望むべき結果を早く得られるのです。
そして不倫問題からようやく解き放たれ、前に進めます。
合わせて確認したい記事
不倫相手に慰謝料請求をしても無視される場合があります。そのときの対処法を取り上げています。
≫ 【不倫相手に慰謝料請求を無視された…】その原因と対象法を解説
不倫相手に対して慰謝料請求するも、あれこれ言いわけをして言い逃れをしてくる場合があります。そのときの対処法を取り上げています。